会員の皆様、
5月11日 (土) にオンラインセミナー「専門の医師が本音で語る 生活習慣病の予防と対策」が開催されました。今回はハーバード大学医学部ブリガムウィメンズ病院腎臓内科の村上尚加先生と、徳島大学大学院医歯薬学研究部地域・家庭医療学分野の八木秀介先生をお招きし、当会会長でもある船木真理先生(徳島大学先端酵素学研究所)も加えた三名の専門家の先生方で、生活習慣病をテーマに講演とご参加の皆様からいただいた質問にお答えする機会を設けました。
まず冒頭に船木先生から、なぜほぼ無症状の生活習慣病対策に取り組む必要があるのかについて解説をいただきました。その中で、検査での数値の異常でしかうかがい知れない生活習慣病の状態が続くことによって、やがて実際の寿命のみならず健康寿命が短縮し、健康に関する問題のために誰かの支援や介護を要する要介護期間の長期化につながること、健康時寿命と実際の寿命の差がアメリカでは平均して人生最後の12-13年続くことの説明がありました。さらに、生活習慣病とその合併症が重症化する中でいかに医療費がかかるかについての解説もありました。続いて船木先生からメタボと糖尿病の予防と治療について、八木先生から高血圧の予防と治療について、村上先生から慢性腎臓病とその合併症はどのようなもので、透析や腎移植に至ることを避ける方法は何かについて、具体的にお話しいただきました。その後、ご参加の皆様から事前にあるいはセミナー中にいただいた様々なご質問に各講師からわかりやすくお話しいただき、あっという間にセミナー終了の時間を迎えてしまいました。
今回はおおよそ35名のご参加をいただきましたが、セミナー後に皆様からいただいたアンケートへのご回答を拝見しましても、生活習慣病対策の重要性とその方法が伝わったのではないかと考えております。 医療に関する情報はメディアやネットに溢れているものの、信頼できる根拠に基づいた情報はその中のごくわずかであり、これからも当会セミナーシリーズの医療編では確かな、信頼できる情報を会員の皆様にご提供していきたいと考えております。 会員の皆様におかれましては、今回のセミナーの動画は会員限定サイトよりご覧いただけますので、再度ご覧になりたい方、及び今回ご参加がかなわなかった方々にも是非ご活用いただけましたらと思います。
生活習慣病につきましてわかりやすく説明していただき、また大変多くの貴重な情報をご提供いただきました八木秀介先生、村上尚加先生、及び船木真理先生に感謝いたしますとともに、このセミナーのスポンサーをお引き受けいただきました野口医学研究所様に厚く御礼申し上げたいと思います。
フィラデルフィア日本人会
セミナーコミッティ

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