会員の皆様
6月12日(日)に「With コロナ時代 コロナと共に生き抜くとは? 専門家が指南する、これからのコロナとの付き合い方」オンラインセミナーをパネルディスカッション形式で開催し、およそ30名の方々にご参加いただきました。
前半は5名のパネリストの方々にそれぞれのご専門分野からご発表いただきました。University of Pennsylvaniaの上林卓先生はワクチンの仕組みやウィルスの変異について、Venatorx Pharmaceuticalsの上原剛先生はCovid-19治療薬の現状と今後について、Jersey Shore University Medical Centerの斎藤孝先生はこの二年間にわたる成人に対するCovid-19治療の現場について、Japanese Medical Care PLLCの丹波靖子先生はプライマリケアのお立場から予防、検査、早期治療についてお話しになりました。そしてNemours Children’s Hospitalの津田武先生からは、小児におけるCovid-19の臨床に加え、小児においてCovid-19治癒後に起きるMIS-C(免疫異常による多臓器障害)についてのお話がありました。
休憩後の第二部では参加者の方々からのご質問を出発点に、それぞれのパネリストの方々からさらに深堀したコメントをいただくことができました。セミナー後のアンケートにおいて「インターネットでは知りえない現実の情報がわかり、とても勉強になりました。」などのご感想をいただき、皆様にも充実した時間をお過ごしいただけたものと考えております。
ワクチンもそれなりに普及し、Covid-19がニュースをにぎわすこともめっきり少なくなりました。一方で現実には米国中で毎日11万人以上の方々が新たに感染し、不幸にして亡くなる方も後を絶ちません。すなわち私たちはCovid-19を克服したのではなく、コロナと共生する時代に入っていると言えそうです。そのような状況で安全・安心かつ充実した生活を送るためにはどうすれば良いのかを専門家の方々に語っていただいておりますので、ご参加いただけなかった方々はぜひ動画をご視聴ください。
また本セミナー開催にあたり、ご協賛いただきました野口医学研究所およびNOGUCHI/KASAHARA ORAL CLINIC様に心よりお礼申し上げます。
当会では今後も引き続き、会員の皆様の安全・安心な暮らしに役立つ情報を提供していきたいと考えております。トピックのご提案をお待ちしておりますとともに、ご一緒にこのようなセミナーを企画・運営いただけるボランティアを募っております。
セミナー動画
パネリスト

セミナースライド
協賛
